外壁塗装をしようと計画を立てる際、ネットなどで様々な情報を集めたり、価格相場を調べたりすると思います。

しかし外壁塗装は外壁材により工程や価格が変わることがあります。

ここではサイディング外壁の塗装について解説していきます。

 

サイディング外壁とは？

サイディングとは外壁の仕上げ材として使用される建材を指し、現在日本の住宅で最も使用率が高い仕上げ材となっております。

サイディングには、「窯業系サイディング」「金属系サイディング」「樹脂系サイディング」と様々な種類があります。

種類により様々な特徴の違いはありますが、塗装を行う上での工程はほとんど同じです。

 

サイディング外壁の塗装費用とは

 

 

サイディング外壁のみにかかるコーキング工事とは？

目地の打ち直し

サイディングは一定のサイズに形成された建材です。それを現場で外壁に貼っていくことで仕上げられます。

その為、サイディング同士のつなぎ目、冊子周りには必ず隙間が発生してしまいます。

そのままでは隙間から水が侵入してしまう為、コーキング材を充填して仕上げます。

コーキングは揺れなどに対して対応できるように弾性の物を使用しますが、長年紫外線に晒されることで硬化し、ひび割れが発生します。その為、コーキングも定期的にメンテナンスを行う必要があります。

メンテナンスの方法としては、現状のコーキングの上にコーキングを行う「増し打ち」か「打ち替え」となります。

家全体のコーキングとなると長さが100m近くにもなる為、コーキングのメンテナンスだけで1,2日掛かる場合もあります。

コーキングのメンテナンスには、足場が必要なこと、外壁と共に劣化することから、塗装工事の際に併せて行うことが殆どです。

 

凹凸のあるデザインのサイディングの塗装は注意が必要

サイディングはデザインにより凹凸のある物があります。

その場合、普通に塗装を行うと、凹凸部分が塗り潰されてしまい、立体感のあるデザインを失ってしまう場合があります。

立体感のあるデザインを保ちながら塗装を行う場合、塗装工程を分けるなどの別途工程が発生する為、工事費用が割高になる場合があります。

 

まとめ

サイディングは現在最も多くの住宅に使用されている外壁材です。

相場感を把握しておくことで失敗のないメンテナンスを行ってください。